でたらめばっか言ってる

8月が来た。
ホームタウン 札幌において8月がどんな月かというと、月初にはとくに日中の厳しい暑さが続き、しかし、朝晩に吹く涼しい風にしのび寄る秋の気配を感じ始め、去って行くあまりにも短い北国の夏がとにかく惜しくなり、人生に一度しかないこの夏にやり残したことがまだあるんじゃないかと疑いだし、焦る心となすすべもなく暮れてゆく鮮やかなオレンジ色の夕焼けが郷愁をかきたてる、そういう、かなりセンチメンタルな月です。

そんな夏が終わり秋が始まる季節に、私の誕生日があります。
ありがとう、ありがとう! 世界! イェイイェーイ!🎉🎉🎉(センチメンタルどこやった) なにかしら皆様のおかげさまにおきまして、コロナ禍の環境のもとでも元気に生きております。 経済は死にそうですけど。

いえね、私だってもう少し若い頃には、世間並みの普通さ(恋愛結婚出産)を成さぬうちに、どんどんと世間様のいう適齢期とか、若さというありふれた美しい付加価値のある年齢を否応無く過ぎ行くことへのたまらない焦燥感と劣等感で息を吸うのも苦しいような気がしたり、くちさがない人の暴言に悔しくて目の裏に熱くこみあげるものを噛み潰して……いたこともあったような気もしますが、一体いつのことだったかしら? 25か26……くらいの時ぃ? と、今や朧げな遠い過去となったようでございます。

もしも万が一の幸運に恵まれて素敵な方と巡り合い、さらに億が一その人も私のことを生涯一緒にいたいなどと思ってもらえる奇跡が起きた時には、不束者ですがよろしくお願いいたしますところなのですが、そちらの方向への欲求の薄い性でして。

マジで男とか女とか(?)作らなくていいの? 本当は欲しかったりしないの?って時々自分に聞いてみるんですけど、欲しい!!って言ったことないのね、私の心に住む女ってやつ。 あらそうなの、わかった、また話しにくるわ、アディオス、ってそいつとは付かず離れずでまあまあうまいことやってんですけど。

それでも、もしかすると誕生日の前日にあの焦燥に苛まれるかなぁ〜って思って、多少の心構えなどをしたりはしていたんですけれど、一切なく。 むしろなんか爽やかな気持ちがしています。 また一年いろいろ楽しく生きのびよ〜! がんばろ〜! なに楽しいことしよう!!!

一説によると独身で子供のいない女というカテゴリの人類が一番人生の満足度が高いそうで、ああ、ワカルゥ。 人間と付き合えば付き合うほど自己肯定感が下がるような気がする世界で、みんなよく頑張ってるよ。 この生命が、私たちの生存戦略が未だ致命的には間違ってはいないことを証明してる。 えらいぞー。 すごいぞー!

おひとり様ライフへの一抹の不安を不安のままにせず、諦めと怠惰をなだめすかして褒めそやし、ひとりが楽しい性質をうまく活用し、何度も挑む猫みたいな蛮勇で暗闇が深まってゆくような不穏な未来を歩いていこう。

腐れ外道とどあほうと隠者がひしめきあうインターネットで、悪意と真実をより分けるうちに知恵が研がれて、その膨大な堆積が、いつか世界を救うかも。

どっかこっかになんかかんかあるべさ。
まあ、知らねっけど。